遠藤 文子
1960年岐阜県大垣市に生まれる。幼いころ家のまわりに広がっていたれんげ畑は、永遠の原風景となる。夢見がちでいつもぼんやりしている子どもだった。慶應義塾大学文学部を卒業後、広告代理店勤務を経て、1989年『ユリディケ ~ 時をこえた旅人たちの物語』でデビュー。
2014年、東京創元社より、その前日譚〈サラファーンの星〉4部作の第1部『星の羅針盤』を刊行。2017年に第2部『石と星の夜』第3部『盗賊と星の雫』を、2018年には第4部『星水晶の歌』(上下)を上梓。
そのほか、詩画集『星たちの祈り』(絵・きたのじゅんこ 小学館1993年)、『ママはシングル』(理論社1999年)がある。
現在『ユリディケ』の改稿版をネットで連載中。